排尿について:泌尿器科の基礎知識

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排尿について

排尿について

 膀胱に尿がたまると、パンパンに膨らんだ風船のように、膀胱が大きく引き伸ばされて収縮しようとします。この収縮によって、尿は尿道へと送り込まれ排尿されます。

 この膀胱が収縮する力は、副交感神経(骨盤神経)という神経が刺激されることによって起こります。

 膀胱の収縮によって流れ出そうとする尿は、尿道へと向かいます。すると膀胱と尿道の間にある内尿道口は、交感神経(下腹神経)が遮断され膀胱の収縮とは反対に口を広げて、さらに随意神経(陰部神経)の刺激がとれて尿道の括約筋がゆるみ尿を排出するのです。
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蓄尿について

 膀胱の出口というのは、交感神経が働いていて、尿をあくまでもためておこうとする働きをしています。

 つまり蓄尿というのは、この交感神経が興奮し、副交感神経が抑制されている状態なのです。また、随意神経が刺激され尿道の括約筋も収縮しています。

 これらの神経は、頭、脊髄の神経と連結しあって働いているのです。
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血尿

 これまでトイレが近かったり、排尿時に痛みがあったりしも「たいしたことはない」と思って、そのままほったらかしにし、治療を受けに来なかった方でも、突然血尿がでると「何かガンになったのではないか」とビックリして病院に飛んでいくそうです。

 そのくらい血尿というのは、みなさんにとって恐怖心の強い症状のようです。

 血尿は出方や色によって、どのへんに異常があるということが、ある程度、自分で判断することができますから、排尿時に注意してみてください。
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肉眼的血尿

 血尿は、排尿時に自分の目で見ることのできる「肉眼的血尿」と、顕微鏡による尿検査によって診断される「顕微鏡的血尿」との二つに分類することができます。

 健康診断や人間ドックなどの検査を受けるかたが増えつつある現在、顕微鏡的血尿と診断され心配なさる方もいることでしょう。

 下着に血がついていたり、排尿時にはっきり自分の目で血が混じっているのを確認できる症状を、肉眼的血尿といいます。

 この血尿の出方や、血尿以外の症状の有無によって、だいたどこらへんの臓器に異常があるのか、また悪性腫瘍によるものなのか炎症によるものなのか、ということを判断することができます。

 悪性腫瘍がある場合には、この肉眼的血尿があるか、まるっきりないかのどちらかですが、他の症状もふまえて診断する必要があるので、肉眼的血尿があったからといって、一概に悪性腫瘍だときめつけることはできません。
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顕微鏡的血尿

 血尿は、排尿時に自分の目で見ることのできる「肉眼的血尿」と、顕微鏡による尿検査によって診断される「顕微鏡的血尿」との二つに分類することができます。

 健康診断や人間ドックなどの検査を受けるかたが増えつつある現在、顕微鏡的血尿と診断され心配なさる方もいることでしょう。

 今検診センターなどに行くと「要精検」引っかかる人が非常に増えています。

 これは、排泄された尿を見ても、自分で確認することができない血尿です。この血尿を顕微鏡的血尿といいます。

 顕微鏡的血尿というのは、ほとんど悪性腫瘍の心配はありませんが、結石や炎症、尿路の先天性異常などが見つかることがあります。この機会に念のため、一度診断を受けてみてください。

 子どもに、この顕微鏡的血尿があった場合には、腎盂腎炎にかかっている可能性があるので、十分気をつけてあげてください。
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